ここから本文です

<米司法長官>「露疑惑関与」反論の構え 上院委で証言へ

6/13(火) 19:45配信

毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】ロシアによる米大統領選介入とトランプ陣営との癒着疑惑「ロシアゲート」を巡り、セッションズ司法長官が13日、上院情報特別委員会の公聴会で証言する。疑惑関与を強く示唆したコミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言を受け、公の場で反論する構えだ。一方、トランプ大統領との関係悪化から辞任観測も浮上し、証言に注目が集まる。

 セッションズ氏はトランプ陣営の外交政策顧問だった昨年の大統領選期間中、駐米ロシア大使と接触。その事実を1月の指名公聴会で上院に説明しなかったことを問題視され、3月にロシア疑惑を巡る一切の捜査から身を引くと宣言した。

 今月8日の上院情報特別委の公聴会でコミー氏は、上司にあたるセッションズ氏の宣言前からロシア疑惑に関する捜査情報を報告していなかったと証言。「(セッションズ氏が)ロシア関連捜査に関与し続ければ問題になると、さまざまな事実から判断した」と語った。米メディアは、コミー氏が8日の非公開証言の場で、セッションズ氏とロシア政府の不適切な接触に関し、これまで明らかになった2件とは別のケースを説明したと報じている。

 セッションズ氏が内容の秘匿を前提に委員会メンバーの議員だけに証言する非公開証言に応じるかは未定。また、「機密」を理由に、詳細を語らないまま潔白の主張に終始する可能性もある。

 一方、トランプ氏は疑惑捜査への対応などを巡りセッションズ氏への不信感を募らせ、セッションズ氏が一時辞任を申し出たと伝えられた。公聴会では大統領との関係にも質問が及ぶ見通しだ。

最終更新:6/13(火) 19:45
毎日新聞