ここから本文です

<ビール>1割超値上がり 安売り規制影響、買い控え懸念も

6/13(火) 19:50配信

毎日新聞

 6月1日から酒類の過度な安売りの規制が強化された影響で、ビールの店頭価格が1割以上値上がりしていることが民間のデータ分析会社のまとめで分かった。政府は大手スーパーなどとの安売り競争に苦しむ「町の酒屋さん」を守る狙いから酒税法改正に踏み切ったが、ビール価格の上昇で需要が冷え込む懸念もある。

 全国のスーパーの価格動向を調べる分析会社「カスタマー・コミュニケーションズ」(東京)は13日、6月1~7日のビールの店頭価格の速報値を発表した。それによると、アサヒビールの主力ブランド「アサヒスーパードライ」(350ミリリットル入り缶6本、消費税別)の価格は規制強化前の5月の平均に比べて12%高い1159円だった。キリン「一番搾り」(同)やサッポロ「黒ラベル」(同)も同様に12~13%値上がりしていた。また、安さを売りものにしてきたサントリー「金麦」などの「第3のビール」(同)も軒並み10~12%値上がりしていた。

 ビール大手各社の5月のビール類販売数量は、規制強化前の駆け込み需要などで1割程度拡大した。しかし、6月はその反動減や、店頭価格の値上がりに伴う買い控えで大きく落ち込むとの見方が強い。【竹地広憲】

最終更新:6/13(火) 20:36
毎日新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ