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ハリルJきょうイラク戦 問われるチーム総力

6/13(火) 7:55配信

産経新聞

 ■中盤に故障者続出/高地と35C°の酷暑

 渋い表情で会見場に姿を見せたハリルホジッチ監督は冒頭、イラク戦へ2つの問題点を挙げた。故障者続出の中盤と、試合開始時刻でも気温35度前後を記録する暑さだ。

 「予測不可能のことが起きた」と指揮官を嘆かせたのは中盤。7日のシリア戦で負傷した香川(ドルトムント)が離脱、別メニュー調整を続けた山口(C大阪)は出場に黄信号がともる。イラクは昨年10月、終了間際の決勝点で辛くも勝った難敵で「シリアより球際が激しい」と今野(G大阪)。代役は当たりに強い井手口(G大阪)を最有力に、本田(ACミラン)の起用も視野に入れる。中盤で主導権を握れなかったシリア戦前半の二の舞いは避けなければならない。

 テヘランは連日の酷暑に加え空気が乾く。「前日から水分補給の対策をしておかないと」と昌子(鹿島)。標高約1200メートルの高地でもあり、90分間戦い抜く体力を考え、攻め時と耐え時のめりはりが求められる。

 10日の練習前には約20分間、チームで戦い方について話し合った。積極的にプレスをかけ、縦に速く攻めたい監督に、選手はボールを保持する時間帯が必要だと意見した。「いい時間だった。やりたいことを整理するのは大事」と槙野(浦和)。試合中もチーム内の意思統一は欠かせない。交代選手の使い方も重要だ。

 勝てばW杯出場に王手となる。「選手が責任持ってプレーするだけだ」と指揮官。総力を結集し、苦境を乗り越える。(小川寛太)

最終更新:6/13(火) 8:11
産経新聞