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名古屋城ふすま絵、本丸御殿で実物設置へ 来秋にも公開

6/13(火) 19:17配信

朝日新聞デジタル

 名古屋市は12日、名古屋城本丸御殿で、国重要文化財のふすま絵「竹林豹虎図(ちくりんひょうこず)」の実物を来年秋にも設置、展示すると発表した。これまで単体で展示されたことはあるが、敷居と鴨居(かもい)にはめ込んだ形での一般公開は、当初の本丸御殿の戦災焼失後、初めて。

【写真】「竹林豹虎図」(名古屋市提供)

 竹林豹虎図は1614年、狩野派の絵師が描いた全4枚、表裏8面のふすま絵。来訪者の控室だった玄関の一之間と二之間の境に設置されていた。本丸御殿は1945年5月の空襲で天守とともに焼失したが、竹林豹虎図を含む障壁画1047面は空襲前に疎開していたため現存している。

 市は2009年から本丸御殿の復元工事中。13年の玄関完成に合わせ、竹林豹虎図の「模写」を設置、展示している。

朝日新聞社