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<韓国>慰安婦問題「再交渉」一転、取り消し

6/13(火) 21:06配信

毎日新聞

 【ソウル大貫智子】韓国青瓦台(大統領府)が13日、元慰安婦支援などをする女性家族相の候補発表にあたり、慰安婦問題に関する日韓両政府間合意の再交渉に言及し、約50分後にその点を取り消すハプニングがあった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は選挙戦で日韓合意の再交渉を掲げたが、就任後はあえて言及せず日韓関係改善に取り組む姿勢を示している。政府内で日韓合意への対処方針が整理されていないことが露呈したと言えそうだ。

 朴洙賢(パク・スヒョン)青瓦台報道官は13日、女性家族相候補として市民団体出身で成均館大教授の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)氏(64)を指名したと発表。朴報道官は鄭氏指名の理由の一つとして「韓日慰安婦合意の再交渉など、緊急の懸案解決への期待」と述べた。これを韓国メディアが一斉に報道すると、朴報道官は鄭氏の指名理由の発表をやり直し、日韓合意に関する部分を削除した。

 青瓦台関係者は「最初の発表は青瓦台の公式見解ではない」と強調。政府内で発表文書をやりとりする過程で起きた「行政手続き上のミス」だとし、最終的な発表内容が公式見解としている。

最終更新:6/13(火) 21:23
毎日新聞