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キャバリアーズ無念の敗北 ジェームズ41得点もおよばず連覇を逃す

6/13(火) 15:03配信

スポニチアネックス

 キャバリアーズは第2Qの開始早々に41―33と8点をリード。しかしケビン・ラブ(28歳)がフリースローを2本とも外すとたちまち流れが変わり、このクオーターの残り1分10秒には52―69と17点差をつけられた。それでも第4Qの開始26秒には3点差まで猛追。しかしデュラント、イグダーラ、カリーにシュートを決められて善戦もここまでだった。

 レブロン・ジェームズ(32歳)は今プレーオフ最多に並ぶ41得点と13リバウンド、8アシストをマーク。最後は猛然と1人で攻め立てたが、ウォリアーズの総合力に屈する形となった。

 連覇を逃したジェームズは「全試合でやれることはすべて出し切った。何も後悔はしていない」とさばさばとした表情。ファイナル5試合の平均では33・6得点、12・0リバウンド、10・0アシストとトリプルダブルの数字を残したが、それでもなおウォリアーズを倒すことはできなかった。

 勝機がなかったわけではない。カイリー・アービング(25歳)は脚を痛めながらも26得点、J・R・スミス(31歳)は7本の3点シュートで25得点をたたき出した。センターのトリプタン・トンプソン(26歳)も15得点、8リバウンドを記録してゴール下で踏ん張った。

 しかしベンチ勢のスコアでは7―35。先発5人を支える控え選手の層の違いが、第5戦で決定的な差を生み出した。

 自身7年連続8回目のファイナルとなったジェームズは「彼らはフロント、選手、スタッフらが一丸となって素晴らしい仕事をした。リーグ史上最もすぐれたチームのひとつだと思う」と覇権を奪回したウォリアーズの“組織力”を称賛。MVPとなったデュラントとは試合後に抱き合って勝利を祝福した。

 すでにファイナルの通算得点などでマイケル・ジョーダン(元ブルズ)を個人記録で超えているが、「神」と呼ばれるジョーダンがファイナルを6回すべて制したのに対して「キング」と呼ばれるジェームズの優勝回数は3回(敗退5回)。大きな課題を残して今ファイナルは幕を閉じた。