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黒田雅之が日本フライ級統一王者 日本2階級制覇に「ホッとした」

6/13(火) 23:02配信

デイリースポーツ

 「ボクシング・日本フライ級王座統一戦」(13日、後楽園ホール)

 暫定王者の黒田雅之(川崎新田)が正規王者の粉川拓也(宮田)を2-1の僅差判定(96-93、95-94、94-95)で下し王座を統一、初防衛に成功。ライトフライ級とともに日本2階級制覇。黒田は27勝(15KO)7敗3分、粉川は28勝(13KO)5敗とした。「正直、判定はどちらか分からなかった。ドローかな、と思いました。ホッとした気持ちが一番」と笑みをこぼした。

 1回に左フックでダウンを奪った黒田だが、簡単にペースを握れない。細かい連打を許しポイントを取られていく。5回を終えての中間採点はジャッジ2者が47-47、1者が48-46で粉川を支持した。

 黒田は「僕はポイントを取るのがヘタなボクサーなので、その辺りは想定内でした」と冷静さを失わず中盤から着々と反撃。「勝とうが負けようが関係なく、必死で闘った」と持てる力を振り絞った。黒田は偶然のバッティングで額を切り流血しながら壮絶な打ち合いに応じた。

 会場にはWBC世界フライ級王者の比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)が姿を見せ、メーンの前にリングに上がりあいさつした。黒田は「比嘉選手に挑戦したい気持ちはありますけど、今日の試合内容ではまだまだですね」と、さらに上を目指していく。

 5度目の防衛に失敗した粉川は「完敗です。(5回以降は)ギアを上げたつもりだったけど、あっちにポイントが行っちゃいました」と肩を落とした。