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村営の放課後塾開講 移転の飯舘中民間講師が指導

6/13(火) 10:05配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故に伴い福島県飯舘村から福島市飯野町に移転している飯舘中で12日、民間学習塾「花まる学習会」(本部・さいたま市)の講師が指導する村営の「放課後塾」が始まった。 
 避難先からの遠距離通学や家庭の都合で塾に通えない生徒のため、習熟度に合わせて指導を受ける環境を確保し、学力向上を後押しする。授業料は全て村が負担する。村教委によると学校の放課後に民間の塾が入るのは全国でも珍しいという。 
 希望制で全校生徒64人のうち3年生を中心に37人が受講する。他の民間塾と掛け持ちする生徒もいる。月曜日から木曜日までは3年生、金曜日は1、2年生が2コマずつ学ぶ。4月から同校に常勤している会田完三さんが数学、福島市在住の寺門聖莉奈さんが英語を担当する。国語の授業も随時取り入れる。 
 12日は開講式を行い、中井田栄村教育長が生徒を激励した。会田さんは「一日だけ頑張るという姿勢を積み重ねてほしい」と継続した努力の大切さを強調した。授業では3年生に計算問題を早く正確に解くためのこつなどを教えた。受講した細杉くるみさんは「基礎を振り返りながら通常の授業にも生かせる内容だった。友達と高め合いたい」と話していた。 

福島民報社

最終更新:6/13(火) 10:35
福島民報