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葛尾で避難解除1周年イベント 新緑の村駆け抜ける 銀輪で感じる復興の風

6/13(火) 10:05配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故に伴う福島県葛尾村の避難指示解除1周年に合わせたサイクリングイベント「ツール・ド・かつらお」は11日、村内の宿泊交流館みどりの里せせらぎ荘を発着点に村を1周する30.8キロのコースで開かれた。県内外から約160人が参加し、復興のつち音が響く新緑の村を駆け抜けた。
 郡山市のスポーツイベント会社「Link TOHOKU」が村の交流人口を増やし、復興を後押ししようと初めて企画した。村、NPO法人あぶくま地域づくり推進機構の共催。復興庁、福島民報社、日大工学部、郡山女子大短期大学部、東北大大学院農学研究科、Uniyの後援。 
 開会式で篠木弘村長が「村の魅力を広めてほしい」と呼び掛けた。吉野正芳復興相(衆院本県5区)と杉本宜信村議会議長、森雅子参院議員(本県選挙区)が激励した。早川正也福島民報社浜通り創生局長が出席した。 
 参加者は、北は青森県、南は静岡県から集まった。小学生から78歳まで幅広い年代の参加者がサイクリングを通して交流を深めた。一部区間(約4キロ)では計測チップを用いたタイムトライアルを実施した。 
 東京都の会社員高野功行さん(55)は「景色も道路もきれいで走っていて気持ちがよかった」と笑顔で語った。須賀川市の会社員鈴木寛基さん(22)は「アップダウンがあり楽しいコースだった。次回も必ず参加したい」と話していた。「Link TOHOKU」は、秋には村内でロードレース大会を開く計画。 

福島民報社

最終更新:6/13(火) 10:36
福島民報