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加計学園問題 文書再調査、新たに3部署に拡大 30人近くに 松野文科相「速やかに公表」

6/13(火) 11:52配信

産経新聞

 松野博一文部科学相は13日の閣議後記者会見で、学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐり、「総理の意向」などと書かれた記録文書の存否の再調査について、前回の調査対象となった専門教育課以外に、関係する3つの部署にも拡大して調査を進めていることを明らかにした。ヒアリング対象者は30人近くに上るという。

 松野氏は会見で、調査結果の公表時期は明示しなかったが、「速やかに調査し、結果がまとまり次第公表する」と改めて述べた。

 政府側はこれまで、特区担当の内閣府とのやりとりを記録したとされる文書の信憑性(しんぴょうせい)を否定。文科省は5月19日、高等教育局長ら職員7人への聞き取りや内閣府と調整した専門教育課の共有ファイルの調査に基づき、「該当文書の存在を確認できなかった」と結論付けた。

 しかし、文科省前事務次官の前川喜平氏(62)が記者会見で「文書は本物だ」と主張したほか、現役職員も取材に「文書は存在した」と相次いで証言し、松野氏は今月9日、再調査の実施を表明していた。

 再調査では、前回調査でヒアリングした7人に加え、関係する行政改革推進室▽大学設置室▽私学行政課の計約20人にも聴取。それぞれの課の共有フォルダも確認する。個人ファイルについては、職員のプライバシーを配慮し、任意で回答を求めるとしている。

 再調査をめぐっては、週内に中間報告を示した後、一定の時間をかけて最終報告を出す2段階案が政府内で浮上しているが、松野氏は「現状では検討していない」と述べた。

最終更新:6/13(火) 11:52
産経新聞