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綾野剛と村上虹郎の“現代の侍”がセクシーすぎる!! 『武曲 MUKOKU』

6/13(火) 7:10配信

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綾野剛と村上虹郎が、剣を交えた真剣勝負に挑むヒューマンドラマ『武曲 MUKOKU』。若手の中でも特に演技力を高く評価されている2人のぶつかり合いは、すさまじかった!藤沢周の小説を原作に、『私の男』や『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』などを手掛けてきた熊切和嘉監督が贈る男同士の熱い戦い。2人が抱える過去のトラウマも戦う原動力になり、剣を交わすことで自分の過去とも向き合うことになっていきます……。

【画像】『武曲 MUKOKU』綾野剛&村上虹郎 インタビュー

綾野の“危険な男”ぶりがパワーアップ!

今作は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、剣道五段の腕前を持っている矢田部研吾(綾野剛)が主人公。父に関わる、ある事件を起こしてしまったことから、生きる気力を失い退廃的な生活を送っていました。ある日、天性の剣さばきを見せる高校生・羽田融(村上虹郎)と出会ったことから、再び剣の道へと導かれていきます。

綾野は、『新宿スワン』や『日本で一番悪い奴ら』などで見せたような鬼気迫る豪快な暴れっぷりを今作でも派手に披露。酒浸りの狂気じみた目つきで見境なく高校の剣道部員に飛びかかるなど、綾野の“危険な男”ぶりはさらに拍車がかかっています。

辛い過去を持っていたのは研吾だけでなく、ラップのリリック作りに夢中になっていた羽田の方も、過去に“何か”があったことを思わせるフラッシュバックが幾度となく起こります。研吾と羽田が剣を交えるシーンでは、多くを語らずとも、互いに抱える深いトラウマを吐き出し合っているかのよう。時に2人の決闘シーンは、戦いながら同時に癒し合っているようでもありました。人生を進める上で避けては通れない自分の中にある“闇”を通り抜けるため、互いに必要な“同士”であることを、心の奥底ではわかっていたのかもしれません。

強靭な肉体美に釘づけ!

ストーリーをさらに凛としたものに引き立てるのは、綾野と村上の肉体美!綾野の鍛えられた上半身は、役に対するストイックな姿勢を表しているようです。村上も、竹刀を固く握りしめる筋張った腕の力強さが、戦いに対する真剣な雰囲気を盛り立てます。

その強靭に鍛えられた2人が、防具なしで交わす激しい格闘は、とてもスリリング。2人にとって剣を持つことは、自分自身の悲惨な過去と戦う内面的な勝負とも重なります。命がけで自分の人生に真剣勝負に挑んだ2人を待ち受けるものは、何なのか?綾野・村上が豊かな表情で演じ切る2人の人生の一幕を、ぜひ見届けてください。

(文/谷本美花@HEW)

最終更新:6/13(火) 7:10
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