ここから本文です

ひとり暮らしの学生に“かあちゃんのまごころ”届け 電子クーポンで食事 53店参加で始動

6/13(火) 6:01配信

上毛新聞

 群馬県の共愛学園前橋国際大を今春卒業した女性3人が起業した「かあちゃんのまごころ」(吉岡町大久保、根岸リイン社長)は13日、大学生の食生活を改善するウェブサービスを始める。保護者ら登録者が、飲食店で食事ができる電子クーポンを子どもらに贈る仕組み。現時点で県内を中心に53の飲食店が参加を予定、都内にも進出して3年後に加盟1000店を目指す。

◎今春大学卒 女性3人が起業 新しい「仕送り」提案

 登録者は加盟店のメニューを選択し、「まごころきっぷ」という電子クーポンを無料通信アプリ「LINE」やメールで送る。受信者は店で電子クーポンを見せると食事ができる。食事代は登録者がクレジットカードで1カ月分まとめて払う。メニュー料金に上乗せされる20%の手数料も負担する。

 加盟店は和・洋食、菓子、食べ放題など。価格帯は1000円前後が中心で、300円程度のスイーツ、6000円台のコース料理もある。

 前橋市の老舗「パーラーレストラン モモヤ」は「ランチ客は会社や市役所に勤めている人が多い。学生が街に来てくれるのはうれしい」と期待。伊勢崎市で定食を提供する「いっちゃん庭」は「学生に味を知ってもらえる」と話している。

 ホームページでサービスを始め、7月中旬にアプリを出す予定。3年後に1万人のユーザー登録を目指す。

 3人は同じゼミ生だった根岸社長(23)、中野里美さん(23)、飯塚真央さん(22)。「群馬イノベーションアワード2015」(上毛新聞社主催、田中仁財団共催)で入賞したビジネスプランを基に、昨年4月に起業した。

 根岸社長は「サービスがいよいよ世に出るので緊張している。新しい仕送りの形になる」と話している。

最終更新:6/13(火) 6:18
上毛新聞