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交流戦もWBC余波? 筒香、山田の落ち込み深刻 塁打で見る“パワーアップ率”

6/13(火) 7:20配信

Full-Count

昨年→今年の平均塁打の推移で見る球団、選手の“パワーアップ率”

 交流戦も後半戦に入った。例年通り、43勝28敗1分とパ・リーグが大きくリードしている。交流戦は全108試合、1引き分けがあるので、現時点で勝ち越しは54勝、パ・リーグはあと11勝で、12回目の勝利が決まる。

【画像】オールスターゲーム2017 ポジション別ファン投票中間発表結果

 今季の試合を見ていると、パが長打で圧倒するケースが目立つ。交流戦だけでなく、今季のパは本塁打、長打が飛び交う試合が増えている。数字で見てもそれがはっきりわかる。

 平均塁打は、塁打数を安打数で割った単純な数字だが、長打の多さを示す端的な指標だ。この数字の球団別の昨年から今年への推移を見ていく。

【パ・リーグ】

(日)1.44→1.50 104.0%
(西)1.50→1.56 104.1%
(楽)1.44→1.55 108.2%
(ロ)1.42→1.45 102.1%
(ソ)1.48→1.60 108.1%
(オ)1.40→1.42 101.3%
全体 1.45→1.52 104.9%

 チーム打率1割台に長くあえいでいたロッテも含めて全球団が、平均塁打を上げている。リーグ全体がパワーアップしているのだ。楽天、ソフトバンクの伸び率が大きい。楽天は外国人トリオ、ソフトバンクは復調した柳田悠岐、新加入のデスパイネ効果と考えられる。

セは2球団を除き軒並み低下…落ち込み激しい巨人

【セ・リーグ】

(広)1.55→1.54 99.6%
(巨)1.53→1.41 92.4%
(De)1.54→1.46 94.8%
(神)1.43→1.46 101.7%
(ヤ)1.48→1.40 94.8%
(中)1.44→1.45 100.7%
全体 1.50→1.46 97.4%

 阪神、中日を除いて軒並み下がっている。リーグトータルでもパに逆転されている。巨人の落ち込みが激しい。セは明らかにパワーダウンしている。

 個別の選手の平均塁打の推移を見ていこう。セ・パ両リーグ、昨年、今年の両年とも規定打席に達している選手の、パワーアップ率10傑は以下の通り。

120.6% 鈴木大地(ロ)1.36塁打→1.65塁打
119.1% 茂木栄五郎(楽)1.47塁打→1.75塁打
118.7% デスパイネ(ソ)1.71塁打→2.03塁打
117.8% 内川聖一(ソ)1.43塁打→1.69塁打
115.9% 秋山翔吾(西)1.43塁打→1.65塁打
110.6% 柳田悠岐(ソ)1.71塁打→1.89塁打
110.5% T-岡田(オ)1.66塁打→1.83塁打
109.4% 坂口智隆(ヤ)1.15塁打→1.26塁打
109.2% 田中賢介(日)1.15塁打→1.26塁打
106.7% 西川遥輝(日)1.26塁打→1.35塁打

※デスパイネは2016年はロッテ

 ずらっとパ・リーグの打者が並ぶ。

 鈴木大地は遊撃から二塁にコンバートされ、守備の負担が軽くなって長打が増えた。2年目の茂木栄五郎は、昨年は2番、6番を打つことが多かったが、今季は1番に固定され、昨年の7本塁打を早くも上回る12本塁打。デスパイネはソフトバンクに加入して長打が増えている。

 セでは、ヤクルトの坂口が入っているのみ。

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最終更新:6/13(火) 7:20
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