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「あんまり言うと…」と秘策匂わす。日本代表、アイルランド代表戦へ総力戦で

6/13(火) 11:18配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 ラグビー日本代表は6月17日、静岡・エコパスタジアムでアイルランド代表とぶつかる。

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 10日は熊本・えがお健康スタジアムでルーマニア代表に33-21で勝利。2連勝を目指し、12日に県内合宿の初日練習をおこなった。主力に故障者が相次ぐなか、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ(HC)は残されたメンバーをフル活用すると話した。

 ルーマニア代表戦では終盤に自陣に押し込まれ連続失点も、キックを交えたち密な連続攻撃で魅した。ジョセフHCは「自分たちの戦い方を確立させたいので、そこまで大幅なチェンジはありません」と、今回のツアーで約1年8か月ぶりに代表へ復帰した元主将のリーチ マイケルは「(蹴り合いなどの延長線上で)おもしろいサインプレーがある。あんまり言うとばれちゃうけど…」とそれぞれ語った。

 この日の練習では、防御ラインのマークの受け渡しや接点におけるタックラーのリアクションをチェック。ジョセフHCは「アイルランド代表は我々のディフェンスに対して凄いプレッシャーをかけます」と警戒心を明かした。

 今週に入り、CTBの立川理道主将とWTBの山田章仁といったワールドカップ経験者が故障離脱を表明。それに先んじて、LO陣でも真壁伸弥、梶川喬介といったメンバーが怪我でチームを離れている。指揮官はこうも明言する。

「経験者と若手のバランスを見て起用したい。またスコッドに選んだ全選手にチャンスを与えたい」

 主力候補と控え候補に分かれての実戦練習では、途中招集された1人で日本代表歴代最多の98キャップを誇る大野均がLOのリザーブ候補に名乗り。FBの松島幸太朗がWTBへ回り、福岡堅樹との両翼形成を匂わせた。FBの位置では、ルーマニア代表戦で躍動した東海大4年の野口竜司が味方とイメージをすり合わせていた。

 立川とともに共同主将を張るHOの堀江翔太は、経験者の減ったチーム事情を受容。FLのリーチ、国際経験の豊富なSHの田中史朗、昨年代表デビューを飾ったCTBのティモシー・ラファエレの名前を出しながら、全員がイニシアチブを取れればいいと明かした。

「BKのリーダーにはティム(ラファエレ)がいるのですけど、経験豊富なWTB(山田)がいなくなって、(リーダー役を)やり慣れているハルがいない。そこを誰かがサポートするよう、チームに促していきたいです。(グラウンド外のチーム作りについては)リーチも、フミさんもいるので、信頼しています」

 チームは13日に非公開練習をおこない、翌14日はオフ。15、16日のセッションを経て、ゲームに挑む。

(文:向 風見也)