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「2時間ドラマの顔」名取裕子のミステリアスな素顔

6/13(火) 16:12配信

トレンドニュース(GYAO)

名取裕子は今年還暦を迎える。つまり40年以上に渡り、第一線で活躍する大女優である。
ところが芸能界入りは、アクシデントみたいな偶然だった。
青山学院大学1年の時、広告研究部の先輩の命令で、「ミス・サラダガール・コンテスト」に人数合わせのために出場。そこで準優勝(優勝は古手川祐子)し、芸能界入りすることになったと本人は語る。
初めて出演した際、撮影の度に照明など仕込みに時間がかかり、「へえ~こんなことしてたんだ。1時間のドラマは1時間で撮ると思っていた……」と、撮影の大変さに驚き、芸能界で仕事を続けたいとは全く思わなかったという。

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■2時間ドラマの顔

しかし現実は、大女優の道をトントン拍子に上って行くことになる。
19歳で半年続くポーラテレビ小説『おゆき』の主演に抜擢(ばってき)された。20歳の時には、『黄金の日々』でNHK大河ドラマの出演を果たす。
さらに22歳で出演した『3年B組金八先生』。美術教師で生徒たちのマドンナ役・田沢先生を演じ、一役有名になった。
いっぽう映画では、『序の舞』『吉原炎上』などで、過激な濡れ場やヌードを厭(いと)わない体当たりの演技が話題になった。

しかし何と言っても名取裕子の代名詞は“2時間ドラマの顔”。
“2時間ドラマの女王”というと片平なぎさが出て来るが、実は同一シリーズの2時間ドラマでは、片平の『赤い霊柩車シリーズ』(フジテレビ)は全部で36作しかない(1992~2016年)。いっぽう名取の『法医学教室の事件ファイル』(テレビ朝日)は全42作(1994~2016年)で、全ての2時間ドラマの中で断トツの1位となっている。
他にも『早乙女千春の添乗報告書』(TBS)が全17作(1995~2005年)。『地獄の花嫁シリーズ』(フジテレビ)が全5作(1999~2004年)。『葬儀屋松子の事件簿』(テレビ東京)が全4作(2012年~)。多くの2時間ドラマのシリーズで主役を演じてきた。
さらに1時間ドラマでも、テレ朝の木曜ミステリー『京都地検の女』(03年~)、テレ東開局50周年特別企画『マルホの女~保険犯罪調査員~』(2014年)など、GP帯(夜7~11時)のドラマで今も主役を張る押しも押されもしない存在なのである。

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