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自分のためだけに出会い系アプリを作った男の話

6/13(火) 11:49配信

BuzzFeed Japan

欧米で人気の出会い系アプリ「Tinder」。表示された相手の写真を見て興味があれば右に、興味がなければ左にスワイプし、お互いに興味のあるユーザー同士が会話できるようになっている。そんなTinderによく似た名前の別の出会い系アプリが誕生していた。
【Patrick Smith / BuzzFeed Japan】

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その出会い系アプリとは「Shinder」。Shinderには設計上、1人の男性会員のプロフィールだけが表示される。その男性ユーザーとは、このアプリの創設者だ。

Shinderを作ったイギリスのシェッド・シムーブは、起業家で作家、演説家の肩書きを持つ。シムーブは自分がデートする相手を見つけるため、このアプリをローンチした。シムーブは、Shinderを使ってこれまでに150人の良縁を見つけ、3回デートしたという。

アプリのキャッチフレーズは、「数ではなく、質」。女性ユーザーが見られるのはたった1人、シムーブのプロフィールだけ。シムーブは男性ユーザーにはこう伝えている。

「残念ながら、シェッドは現在のところ異性愛者です。でも、何かありましたら以下のリンクを使ってご連絡下さい」

シムーブがShinderの商標登録を申請したとき、Tinderはイギリスの知的財産庁に異議を申し立てた。

エレベーターやエスカレーターの製造会社であるSchindler社も、シムーブに、エレベーターの市場に参入する意図がないことを確認する手紙を送っている。

シムーブが商標権争いに直面したのはこれが初めてではない。これまでにもいくつかの製品について、Apple社、Google社といった企業から異議を唱えられたことがある。

Shinderは単なる売名行為ではないと、シムーブは主張している。 彼は心から恋愛の相手を見つけたいと思っているのだ。

シムーブはTinderでデートの相手を見つけようとしたが、失敗したという。

「私はShinderを通じて、多くの人たちと巡り合いたいと、心から思っています。他の出会い系プラットフォームにも登録していますが、自分に競争上の優位性を与えたいのです。どの男性にとっても、たくさんの競争相手のいる池の中の1匹の魚でいることは辛いのです。私は9カ月の時間をかけて、多額の資金をつぎ込んでShinderを構築しました。あきらめることも考えました。でも、私はこのアプリ、つまり、自分だけの池を作ったのです」

最終更新:6/13(火) 11:49
BuzzFeed Japan