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則本、千賀を上回るQS率90% “崩れない”ソフトB東浜、チームの大黒柱へ

6/13(火) 9:55配信

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13日に巨人戦登板、今季6勝1敗、防御率2.18…“大崩れのない投球内容”とは

 チームの台所を支える大黒柱になりつつある。ソフトバンクの東浜巨投手の安定感が際立っている。前回登板の6日ヤクルト戦でも8回を5安打1失点に抑える好投。東浜自身に今季7個目の白星はつかなかったものの、チームはサヨナラ勝ちを収めた。先取点こそ許したが、終盤まで最少失点に抑えた投球内容は、勝利をもたらす一つの要因だったと言えるだろう。

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 今季10試合に投げて6勝1敗、防御率2.18の成績もさることながら、特筆すべきは、大崩れのない投球内容である。東浜の今季の全登板は以下の通りだ。

4月2日 ― ロッテ(ヤフオクD)6回4安打3失点 
4月9日 ● 西武(メットライフ)5回1/3 6安打4失点
4月19日 ◯ ロッテ(ZOZOマリン)7回3安打0失点
4月26日 ◯ 日本ハム(ヤフオクD)7回5安打1失点
5月3日 ◯ 西武(ヤフオクD)7回2/3 5安打2失点
5月10日 ― オリックス(ヤフオクD)6回1/3 6安打2失点
5月17日 ◯ オリックス(京セラD)7回6安打2失点
5月23日 ◯ ロッテ(ヤフオクD)7回4安打1失点
5月30日 ◯ 中日(ヤフオクD)9回6安打2失点
6月6日 ― ヤクルト(ヤフオクD)8回5安打1失点

 今季最も失点したのは、唯一の黒星を喫した4月9日の西武戦の4失点。4月19日のロッテ戦からは8試合連続で2失点以内にまとめており、10試合中9試合で6回以上を投げて自責点3以内のクオリティースタート(QS)を達成している。そして、驚くのは、西武戦以外の9試合はすべてチームが白星を挙げ、現在、東浜の先発日は8連勝中なのである。

則本、東浜を上回るQS率、球界代表する菊池、岸とも遜色ない投球

 今季のQS率は90%。これはハーラートップの7勝を挙げ、7試合連続2桁奪三振の日本記録を樹立した楽天・則本(10試合中8試合、80%)やチームメートの千賀(9試合中6試合、66.7%)を上回っている。東浜の上にいるのは、QS率100%を継続している西武・菊池、楽天・岸の2人だけである。

 その2人。菊池は11試合に先発し、6勝2敗で1試合の最多失点はここまで、わずかに2。防御率も驚異の1.46をマークしており、1試合平均7.2回と東浜を上回る。一方の岸は、序盤に腰痛での離脱があり、ここまでの登板は9試合にとどまり、4勝2敗。1試合平均6.7回と、防御率2.52とともに、東浜を下回る。

 西武の菊池登板日は7勝3敗1分け、楽天の岸登板日は7勝2敗。チームが負けないということに限れば、その2人と比べても、現在、東浜は球界屈指の働きをしているといえる。チームの違いはあるが、菊池や岸、則本といった球界を代表する投手と遜色ない投球を見せている。
 
 13日の巨人戦(東京D)に登板する東浜。ここまで期待通り、いや、それ以上かもしれない仕事ぶりを示している。9勝に終わり、自身初の2桁勝利を逃した昨季は疲れの出る夏場からペースが落ちたが、今季はより一層の成長を感じさせている。まだまだペナントレースの先は長いが、今季の東浜はきっとやってくれる。そんな予感を十二分に感じさせてくれている。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:6/13(火) 10:08
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