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【ブラジル】消費者期待インフレ率、13年8月以降で最も低い水準に

6/13(火) 4:35配信

サンパウロ新聞

 ジェツリオ・バルガス財団(FGV)が調査、まとめた2017年5月時点の先行き12カ月間の消費者期待インフレ率の中間値は前の月の水準よりも0.4ポイント低い7.1%だった。FGVが5月23日発表、伯メディアが同日付で伝えた。
 今年5月の水準は、7.0%だった13年8月以降で最も低く、16年5月の水準よりも3.2ポイント低い。FGVブラジル経済研究所(Ibre/FGV)のエコノミスト、ペドロ・コスタ氏は声明の中で「消費者期待インフレ率の低下は、ブラジル地理統計院(IBGE)によって測定される消費者物価指数に表れている物価全般の下落の反映だ。人々はますます、目標の範囲内でインフレを維持するというブラジル中央銀行(BCB)の約束を信じている。また、深い景気後退と高い失業率はインフレの期待を低い水準へと向かわせる助けになっている」との見方を示している。
 今年5月には回答した消費者全体の50.9%が、先行き12カ月間のインフレ率は6%を下回るとの見方を示した。政府のインフレ目標の中央値(4.5%)を下回るとした回答者の割合は前月調査時に比べて4ポイント大きい20.3%、また、10%を超えるとの見方を示した人の割合は1.3ポイント小さい15.4%だった。

最終更新:6/13(火) 4:35
サンパウロ新聞