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【ブラジル】新車販売17%伸びる 年累計は39カ月ぶりプラスに

6/13(火) 4:37配信

サンパウロ新聞

 2017年5月のブラジル国内の新車販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせて19万5568台と、前の月を24.63%、16年5月を16.77%、それぞれ上回った。その結果、今年1~5月累計の販売台数は16年同時期に対して1.57%増となり、年初来の累計としては14年2月以来39カ月ぶりの前年同期比プラスとなった。全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日発表した。
 今年5月の販売数の伸びは乗用車と軽商用車が引っ張った。乗用車と軽商用車を合わせた販売数は昨年5月に対して17.26%増と、対前年同月としては14年2月以来となる二けたの伸びを記録した。また、1営業日当たりの販売数は8642台と、前の月の8465台を2.1%上回った。自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長は「もし1営業日当たり販売数のこの伸びを維持できれば(前年に対して)2.04%のプラス成長で17年を終えることができる」と予想する。
 アスンソン氏は昨今の不確実な政治的環境の中にあってさえ景気の回復傾向が確認されてきていると前向きに捉えており、今年第1四半期の国内総生産(GDP)が9四半期ぶりにプラス成長となったことを踏まえて「我々が販売する製品への投資における消費者並びに企業家の信頼感を広げさせるので、これらのポジティブな指標は直接的に我々の業界に反映される」との期待を示した。

最多は1万5000台のオニキス

 今年5月に最も多く売れた車種は、乗用車部門はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX)、ピックアップトラックなどが分類される軽商用車はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA)だった。それぞれの販売台数は、オニキスは前月比18.3%増、前年同月比37.7%増の1万5007台、同様にストラーダは47.7%増、7.9%増の4612台。また、日本のメーカーの車では相変わらずトヨタ自動車のカローラとハイラックスがそれぞれの部門で最多だった。カローラの販売数は前月比11.8%増、前年同月比2.3%増の5553台、ハイラックスは25.3%増、7.7%増の3151台だった。
 乗用車と軽商用車を合算した今年5月のメーカー別シェア上位5社はGM(17.69%)、フィアット(13.64%)、フォルクスワーゲン(VW、12.83%)、フォード(FORD、9.85%)、現代自動車(HYUNDAI、9.20%)。上位5社の中では現代自が唯一、前月からシェアを落とした。日本勢はトヨタが8.72%で6位、ホンダが6.60%で8位、日産自動車が2.68%で10位という結果だった。

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最終更新:6/13(火) 4:37
サンパウロ新聞