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【ブラジル】「汚れた名前」6千万人突破 30歳代が最も多い

6/13(火) 23:48配信

サンパウロ新聞

 名前が汚れている、つまり、債務不履行者としていわゆるブラックリストに名前が登録されているブラジル人の数は今年5月、6000万人を超えた。クレジット保護サービス(SPC Brasil)と全国商店経営者連合(CNDL)がまとめた調査結果として伯メディアが9日付で伝えた。
 両機関が持つ首都ブラジリアを含む全国27州の州都及び地方都市のデータに基づく同調査によると、債務不履行に陥っている消費者の数は今年4月から5月にかけて1.31%増加した。この増加率は、前の月に対して2.20%増加した2015年3月以来の高水準だ。絶対数では、ブラジルの全人口の約4割に相当する6010万人が、今年5月の時点で債務不履行者として融資、そして割賦による物品購入の制限を受けていると推計されている。この6010万人という数は16年5月の5930万人を抜き、15年1月開始の同調査史上で最も多いものだ。
 債務不履行者らが最も支払いを滞らせているのは基礎サービスの費用、つまり水道光熱費で、これらの支払いを遅らせている人の数は4月に比べて6.71%増えた。これとは逆に、有料テレビを含む通信サービスの費用の支払いを滞らせている消費者の数は15.30%減少、小売業者らへの支払いを延滞している人は4.42%、クレジットカードや融資、保険料などといった銀行関係の払いを遅らせている人は2.46%、それぞれ少なくなった。
 年代別に見ると、債務不履行者として名前が汚れているのは30歳代が約1730万人と最も多い。次に多いのは1320万人の40歳代で、25~29歳がその後に続いている。

最終更新:6/13(火) 23:48
サンパウロ新聞