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遠藤ミチロウさんと柳美里さんトーク 福島・南相馬

6/13(火) 12:29配信

福島民友新聞

 1980年代にパンクバンド「ザ・スターリン」で人気を博したミュージシャン遠藤ミチロウさん=二本松市出身=と、芥川賞受賞作家柳美里さん=南相馬市在住=のトークショーは11日、南相馬市原町区の朝日座で行われ、「震災・原発事故を経て感じる表現者としてのあり方」などをテーマに、2人が語り合った。

 トークショーは遠藤さんが監督を務めた映画の上映会に合わせて企画。

 古里の復興の力になりたいと、震災後に二本松市で開かれた浪江町の音楽祭などに参加してきた遠藤さんは「福島の現実と向き合う中でしか、自分がつくりたい歌は出てこないだろうと感じた」と話した。

 柳さんは「福島のまちが震災と原発事故で痛めつけられて裂き目やほころびができたけれど、そのほつれた糸をつないで織りなす糸が生まれなければ悔しい」と南相馬市で暮らしながら創作活動を続ける自身の考えを述べた。

 上映会では遠藤さんの2011(平成23)年1月から9月までの活動を記録した「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」と、いわき市川前町下桶売の志田名地区で長年途絶えていた盆踊りを遠藤さんがパンクと民謡を融合して復活させる「SHIDAMYOJIN」のドキュメンタリー2作品が上映された。

福島民友新聞

最終更新:6/13(火) 12:29
福島民友新聞