ここから本文です

大磯・西小磯地区の産廃問題 町長「県と連携し指導」

6/13(火) 6:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 大磯町西小磯地区の町道18号線沿いの農地に、2013年から産業廃棄物が積み上げられている問題で、中崎久雄町長は8日、「(県の)改善命令が守られなかったときには、催告や定期的な観察を行う県と連携し、地権者にも指導していく」と言及した。町議会定例会で関威國氏(無所属)の一般質問に答えた。

 この日の町の経過説明によると、町農業委員会が昨年10月に平塚市内の業者と地権者に是正勧告。町道にはみ出た廃棄物に関しては、ことし2月に地権者に撤去を求める指導を町が行った。県は3月、廃棄物処理法に基づき、業者に対し全量撤去と搬出時に飛散・流出しない措置を講ずる改善命令処分を行った。

 関氏によると、撤去作業は全体の3割程度まで進んだが、町道側にシートが張られ、重機もなくなったという。「全量撤去させるのは行政の仕事。いつまでも放置されることなく、町はよりよい環境づくりに取り組んでいただきたい」と要望した。

 同所では、古畳や建設廃材など約千立方メートルが山積みされ、15年10月の民事裁判では、原状回復して明け渡すよう業者に命じる判決が出た。しかし業者と連絡が取れなくなっており、業者による回復を望む地権者との間で解決策が見いだせないでいた。