ここから本文です

24時間通訳や外国語表記… 目指せ訪日客の満足

6/13(火) 21:37配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ◆神奈川県、補助事業開始へ
 外国人観光客の受け入れ環境を向上させようと、県は接客時の24時間通訳サービスをはじめ、無線LANや外国語表記、洋式トイレ整備の補助事業をスタートさせる。県内でも急増する訪日客への対応を加速させる企業や団体をソフトとハード両面でバックアップする。黒岩祐治知事は12日の会見で、「外国人客の満足度を高め、新たな誘客とリピーター確保につなげたい」と期待を寄せた。

 通訳サービスは、宿泊施設や飲食店、観光案内所でのコミュニケーションをサポートする取り組み。昼夜を問わず英語、中国語、韓国語の3言語で対応できるため、緊急時のトラブル回避などに有効活用できる。

 従業員らと旅行者が、電話口のオペレーターを介して3者で会話できる仕組みで、利用料は今月17日から来年3月末までは無料。4月以降は利用者負担とする方向だが、希望者が多ければ1社当たり月額約1400円で利用できるという。

 県が都内のコールセンター業者に委託する形で、契約料は年間346万円。昨年2~3月に箱根・湯河原エリアの33事業所で試行したところ、夜間や早朝の対応に高評価を得ていた。

 一方、施設整備支援事業は国の補助の対象外となる企業や団体をカバーするのが狙い。補助率は整備費の2分の1で、1件当たりの上限額は無線LANが20万円、外国語の観光案内板設置やホームページ作成が200万円、トイレの新設や改修が300万円。

 両事業に関する問い合わせは、県国際観光課電話045(285)0813。