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中学生が英語で「語り部」 本宮大社でインドの生徒を案内

6/13(火) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市本宮町、本宮中学校(宮田博之校長)の3年生9人が12日、インド・マハラシュトラ州の生徒たちと交流し、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている熊野本宮大社を案内した。インドの生徒たちは、本宮中の生徒による英語によるガイドを熱心に聞いた。

 県と同州は2013年、観光と食品加工の分野で相互協力する覚書を締結。同州には世界遺産に登録された「アジャンタ石窟群」と「エローラ石窟群」があり、世界遺産の面でも交流している。

 今回は県と同州観光開発公社の共同事業で、同州にある世界遺産の保全に役立てるため、オーランガバードにある六つの学校をモデル校に選び、日本の中学生に相当する年齢の生徒6人と教諭6人ら計17人が来県。11日に本宮町内の熊野古道を散策し、12日には本宮中学校の生徒と交流した。

 本宮中ではまず自己紹介や簡単なゲームを通じて親睦を深めた後、熊野本宮大社に移動。これまで熊野古道について学んできた3年生が「語り部」を務め、英語で境内にある施設や参拝の仕方などを紹介した。

 本宮中の中上小澄さん(14)は「身ぶり手ぶりも交えながら、どうやったら伝わるかを考えながら語り部をした。インドに帰ってから、学んだことや日本の文化を友達に伝えてくれたらうれしい」と話した。

 参加したシッダールタ・チャンドラシェカール・ジャイスワル君(14)は「とても素晴らしいガイドだった。自分も世界遺産を案内したいと思った」と喜んだ。

最終更新:6/13(火) 16:45
紀伊民報