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バミューダが観光業大幅てこ入れ-NYから空路1時間半の近さも魅力

6/13(火) 7:02配信

Bloomberg

世界最高峰の国際ヨットレース、アメリカズカップが先月下旬に英領バミューダの海岸で始まった。バミューダは5年前まで、観光を盛り上げようという大々的な取り組みが行われていなかった島だ。

島にホテルはあったものの、数は少なかった。これを変えようと乗り出したのが、島の南西部の広大な土地に広がるホテルや邸宅、マリーナを併設した施設「キャロライン・ベイ」の営業・マーケティングマネジャー、サンドラ・クリステンセン氏だ。同氏は「ほんの少し前まで、島の開発の多くは何よりも企業の成長を重視していた」と語った。

今では、クリステンセン氏のほか数人の旗振り役がバミューダのイメージを再活性化しようとしている。バミューダの自然の美しさや米北東部との距離の近さは、十分に活用されていない観光資源だ。ニューヨークから格安航空会社ジェットブルーが1年中運航するようになり、それに乗れば1時間半以内で到着する。

バミューダ観光当局によると、ここ1年でレジャー目的の航空機での到着は17%増加。ニューヨークからの旅行者は前年比47%増加し、レジャー支出は18%増えた。富裕層の訪問者を示唆するヨットでの到着は30%余り伸びた。

老舗ホテル「ハミルトン・プリンセス」は、1億ドル(約110億円)をかけた改装が終わったところで、バミューダで45年ぶりの新築ホテル「ザ・ローレン」も開業したばかりだ。このほか「リッツ・カールトン・リザーブ」や「セントレジス」など5施設が建設中。また、2020年に予定している空港の大規模な拡張工事が完了すれば、バミューダは米国のハンプトンズに代わる次の高級リゾート地となるかもしれない。

原題:Bermuda Dangles New Lure for Tourists: 90 Minutes From NYC(抜粋)

Nikki Ekstein

最終更新:6/13(火) 7:02
Bloomberg