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別府“恩”泉 青森にも/地震後の観光客へ感謝の配達

6/13(火) 11:58配信

Web東奥

 昨年4月、熊本や大分で発生した地震から1年余り。減少した観光客数が戻った別府市は、全国に感謝の気持ちとして温泉を届ける事業「別府温泉の恩返し」をスタートし、11日は青森市の家庭2軒に届けた。
 同企画は、地震後に別府を訪れた観光客などを対象に温泉水配達の希望者を募集。全国から約870件の応募があった。
 青森市の美容師佐藤真名美さん(46)宅には11日午後3時、温泉水のタンクを積んだ4トントラックが到着。自宅浴室の窓からホースを入れて鉄輪(かんなわ)温泉の源泉100%の単純泉を給湯した。
 佐藤さんは昨年10月、同市で開かれた全日本美容技術選手権大会に出場した際に滞在。出発直前には阿蘇山の噴火もあり、中止を危惧したという。佐藤さんは「別府は過ごしやすく食べ物もおいしかったので、また行きたい」と笑顔で話した。
 長男で高校2年の大河さん(16)は、肩までお湯に漬かり「(泉質は)すべすべ、滑らかな感じ」と話し、満喫していた。
 別府市観光課の後藤寛和主査は「観光客が戻ったのは全国からの応援のおかげ。別府の宝である温泉と、まごころを直接お届けしたい」と語った。
 同事業は1月末日まで、「別府温泉の恩返し」ホームページから応募できる。

東奥日報社

最終更新:6/13(火) 11:58
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