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ヘッジファンドに逃げ場なし、ハイテク株安が痛手に-ショートも裏目

6/13(火) 10:19配信

Bloomberg

ほぼ全ての主要株価指数が大幅安となる中で、ショート(空売り)が裏目に出ればひどい1日だろう。

ヘッジファンドは12日、そんな苦境に見舞われた。エネルギー株や工業株への弱気な賭けが裏目に出た一方で、有望とみてロング(買い持ち)ポジションを取っていたテクノロジー株が相場の下げを主導したからだ。

2017年にテクノロジー株に集中したことなどが寄与して安定したパフォーマンスだったヘッジファンドにとって、これらの銘柄が9日午後から総崩れになったのは痛手だ。ゴールドマン・サックス・グループが算出するショートの多い銘柄のバスケットは12日に0.2%上昇した一方、S&P500種株価指数は0.1%下落。ハイテク銘柄の比重が大きいナスダック100指数は0.6%値下がりし、過去2営業日の下落率は昨年9月以来最大を記録した。

ゴールドマンはフェイスブックとアップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットの5社について、ヘッジファンドの今年1-5月期のリターンに最も貢献した銘柄群として各社の頭文字をまとめて「FAAMG」と命名しているが、どの銘柄も9日からの相場急落で3%以上下落している。

一方、ラッセル3000指数構成銘柄で空売り残高の多い50銘柄を追跡したゴールドマンのバスケットは、EPエナジーやエイビス・バジェット・グループを中心に上昇した。

原題:No Haven for Hedge Funds in Tech Rout as Shorts Don’t Cooperate(抜粋)

Lu Wang

最終更新:6/13(火) 10:19
Bloomberg