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【個別銘柄】半導体株やソフバンク軟調、東芝急伸、保険高い (訂正)

6/12(月) 11:57配信

Bloomberg

12日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

半導体関連株:SCREENホールディングス(7735)が前営業日比3.2%安の8180円、東京エレクトロン(8035)が3%安の1万6395円、アドバンテスト(6857)が3.3%安の2087円など。9日の米国株市場ではアップル株が下落、エヌビディア株の急落もあり半導体の設計や製造などを手掛ける主要企業で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.2%安と大幅安となった。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、半導体関連株などは1年後の業績は悪くなるかもしれないという連想が出やすいとの見方を示していた。

ソフトバンクグループ(9984):2.6%安の9228円。 ソフバンクが大株主となっている米エヌビディア株が9日に6.5%安と急反落した。日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジストは、ソフバンク株は先週末にかけて好調に推移していただけに、出資先であるエヌビディア株急落が冷や水をかける可能性が高いと指摘していた。

東芝(6502):9.4%高の329.1円。メモリー事業売却を巡り、合弁相手の米ウエスタンデジタル(WD)が、追加的な譲歩を含む買収案を15日までに再提示することが分かった。産業革新機構を軸とする日米連合としての買収額を2兆円に引き上げる見通し。岡三証券の山本信一シニアストラテジストは、WDが譲歩してきたことを好感した動きだろうと語った。米原発建設プロジェクトに係る親会社保証として米サザン電力に36億8000万ドルを支払うことで合意したと10日に発表。東芝の保証責任は今回の合意額を上限に固定され、追加の費用負担は回避される。

保険株:T&Dホールディングス(8795)が2.9%高の1711.5円、ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)が2.1%高、第一生命ホールディングス(8750)が1.7%高、かんぽ生命保険(7181)が1.8%高など。UBS証券はT&DHDの投資判断を「中立」から「買い」、第一生命HとソニーFH、かんぽ生命は「売り」から「中立」に引き上げた。生保の企業価値を表すエンベディッド・バリューは、2016 年3月末や9月末対比で長期金利上昇や新契約獲得が順調なことで上振れ傾向にあり、株価EV倍率をベースとしたバリュエーションは切り上がっていると指摘。長期金利上昇生保セクターの割高感はなくなったとみる。東証1部33業種で保険は上昇率1位。

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最終更新:6/13(火) 6:49
Bloomberg