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アルバイトは専用機である。1人オーナーための雇用心得

6/14(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の507

 

経営者の考え方

厚生労働省が5月30日に発表した2017年4月の有効求人倍率は1.48倍、バブル時代のピークを超え、ほぼ完全雇用を実現した空前の有効求人倍率が雄弁に語るのは「景気回復」です。ナウなヤングには人生初のことかもしれませんが、こう思っているのではないでしょうか。

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好景気とかいわれても、まったく実感ねーし
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気持ちはわかります。なぜなら、現代史の教科書で習った「バブル経済」のときも、当時のヤングマンだった私の給料が上がったのは、しばらく時間が経ってのことだったからです。経済学では「賃金の遅効性」と呼ばれ、会社が儲かってしばらくしてからしか、給料は増えないということ。そして、今のような景気回復期、「仕事量」だけは増加します。

仕事量が増えても、多くの経営者はすぐに正社員を増やすのではなく「パート」や「アルバイト」でしのごうとするものです。あるいは他部署からの応援部隊、一時的なヘルプなど。そして、その教育は現場へと押しつけられます。夏冬、イベント時の短期的な繁忙期も同じくです。今回はこうした諸事情から、パートを雇うことになったときの心得です。

 

パートとは何か

私はプログラマをドロップアウトした後、「フリーター」として職を転々としました。紆余曲折を経た再就職先では、中小企業の経営者から、パートやアルバイトの採用について相談を受けます。そして起業してからは雇う立場にもなり、これらの経験から得たパートやアルバイトを雇うときの心得は「仕事の細分化」です。

たとえば、「文字打ち(文字起こし)」だけ、画像の切り抜きだけ。資料集めなら、1つのジャンルだけ探すといった、いわば「単純作業」にあたらせます。

かつて「ネット選挙」を取材したときは、各地の議員や立候補予定者のTwitterアカウントをフォローするためだけにパートさんを雇ったことがあります。語弊を怖れずに言うなら、パートやアルバイトは、そのジャンルにおける「専用機」と位置づけるということです。

これには3つのメリットがあり、人を動かす上で重要な心得へとつながります。

 

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最終更新:6/14(水) 7:06
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