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姿消す延長引き分け再試合…来春センバツからタイブレイク導入へ

6/14(水) 7:33配信

スポーツ報知

 試合の早期決着を促す特別ルール「タイブレイク方式」が、来春のセンバツ大会から導入されることが13日、決定的となった。大阪市内で日本高野連の技術・振興委員会が開かれ、「導入はやむを得ない」との意見を全会一致でまとめた。今後は延長戦のどの回にどの状況で開始するかなども含めて19日の審判規則委員会や9月のセンバツ運営委員会で議論を重ね、11月の理事会で最終決定する。

 甲子園の延長戦が、来春から劇的に変わる公算が大きくなった。委員会では、5月に各都道府県の高野連に対してタイブレイク導入に関するアンケートを実施。47連盟のうち38連盟が導入に賛成の立場で、7連盟が回答なし。「時期尚早だ」と反対したのは2連盟だった。この結果を踏まえ、高校、大学などの監督経験者11人が議論を交わし、選手の負担軽減と円滑な日程消化の両面から導入する方向で意見がまとまった。

 今春のセンバツで、春夏通じて初めて2試合連続で延長15回引き分け再試合となったことも「そろそろ何らかの決断が必要な時期」(八田英二会長)と導入への流れを後押しした。夏の地方大会や秋季大会で導入するかについては結論が出ず、8月の技術・振興委で再度話し合われる。

 春夏の甲子園大会では選手の健康を考慮し、1958年夏から延長18回で試合が決着しなかった場合は再試合とする規定が設けられた。2000年春に18回から15回に規定が変更されてからは、春6度、夏2度の再試合が行われている。数々のドラマを呼んだ延長引き分け再試合も姿を消すことになりそうだ。

 ◆タイブレイク 早期決着を目指し、延長戦で人為的に走者を置く特別ルール。高校野球では春季地区大会のほか、明治神宮大会や国体などで導入されている。春季地区大会の場合、延長13回以降の攻撃を無死一、二塁から開始が一般的。全日本大学野球選手権では10回1死満塁、社会人の都市対抗野球では12回1死満塁からスタート。国際大会のWBC(09年第2回大会以降)は延長11回1死一、二塁から開始。08年北京五輪でも採用された。

最終更新:6/14(水) 7:33
スポーツ報知

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