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山中伸介氏「スピード感も必要」 原子力規制委員就任へ

6/14(水) 1:26配信

朝日新聞デジタル

 原子力規制委員会の委員への就任が決まった大阪大の山中伸介副学長が13日、「大学での経験を生かしつつ、東京電力福島第一原発の事故の反省を忘れることなく、職務に邁進(まいしん)していきたい」と抱負を述べた。委員長に就く更田豊志(ふけたとよし)委員長代理の後任。9月の就任に先立ち、この日、規制委の参事に就いた。

 報道陣の取材に応じた山中氏は「原子力の安全を基本としつつ、適切なスピード感も規制委には必要だと思う。その点に注意しつつ、業務にあたりたい」と語った。

 原発の運転期間を「原則40年」とする現在のルールについて問われると、「世界的に見ても、少し短いかなと個人的には思う」と述べたうえで、「委員としてどう判断していくかは、着任して意見を述べたい」と話した。

 山中氏は原子炉の燃料の安全性に関わる研究が専門。大阪大教授、同大オープンイノベーション教育研究センター長などを経て、2016年8月から同大副学長。61歳。

朝日新聞社