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橋本氏と自民、攻防 知事選で論戦、議員やじも 県議会

6/14(水) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

県議会は13日、一般質問3日目があり、今秋の知事選を前に、7選を目指す橋本昌知事と、推薦候補を擁立しているいばらき自民党との攻防となった。橋本知事に対する厳しい質問が自民の3氏から相次ぎ、議員のやじが頻繁に飛び交うなど、議場には緊張感が漂った。

志賀秀之氏は医科大誘致について質問。橋本知事は「新設の可能性は極めて低い」とし、「筑波大医学類の入学定員は40人増加し140人となり全国最多。地域枠定員も53人まで増えた」と他の対策による成果を強調した。「前々回の知事選のマニフェストで掲げたが、前回は県医師会の推薦を受けるために方針を撤回した」との指摘に「全くありません」と冷静に否定した。

戸井田和之氏は、知事随行秘書らの時間外勤務(残業)を「ブラックな労働環境」と指摘。昨年度の残業について知事は「秘書が1648時間、運転手が1214時間」と明らかにし陳謝。その上で「秘書1人から2人への増員か、交代勤務を頻繁に行う」と改善策を述べた。

村上典男氏は、退職手当と多選の問題を質問。港湾や高速道路網の整備は前知事が着想したとして「5期目までに総額2億3千万円以上の退職手当を受け取っているが、見合う功績か」とし、知事に今期の退職手当辞退を求めた。橋本知事は「退職手当は20~30%の減額も行っており、辞退は考えていない」と応じた。多選は「弊害にならないよう常に自戒し、これまで以上に県民の声に耳を傾けたい」とした。 (黒崎哲夫)

茨城新聞社