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静岡県内景況指数4.4ポイント下降 16年度末の反動主因

6/14(水) 7:58配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 東海財務局静岡財務事務所が13日発表した静岡県内法人企業景気予測調査によると、4~6月期の景況判断指数(BSI)は前期(1~3月期)比4・4ポイント下降のマイナス6・7で、7四半期連続の下降超となった。

 児玉光載所長は「4~6月期は例年、年度末(前期)の駆け込み的な経済活動の反動が出やすい」と指摘した上で「今回の下降超幅は過去4年で最小。今回の数値下降は必ずしも景気減速を示していない」と説いた。

 業種別BSIは製造業が13・3ポイント下降のマイナス5・5、非製造業が1・0ポイント上昇のマイナス7・5。製造業のうち自動車関連は59・4ポイント下降のマイナス13・9で、新車投入直後の増産が一服した影響とみられる。規模別は大企業(マイナス13・9)と中堅企業(マイナス1・3)が上昇超から下降超に転じる一方、中小企業(マイナス5・8)が下降超幅を縮めた。

 先行き(全産業)は7~9月期がプラス6・1、10~12月期がプラス6・4。

 4~6月期の雇用BSI(同)は2・7ポイント下降のプラス24・0と高水準を維持し、24期連続の不足気味超。うち中小企業は3・0ポイント上昇のプラス30・8と過去最高となった。児玉所長は「人手不足感が強まり、納期や工期の遅延、受注の制限といった供給制約につながっているとの企業の声が目立ってきた」とした。

 調査は5月15日を中心に県内に本社を置く資本金1千万円以上の企業に行い、313社が回答した。回答率85・5%。

静岡新聞社