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静岡知事選候補者アンケート 溝口氏、郷土への思いと若さ/川勝氏、総合計画遂行の実績

6/14(水) 7:55配信

産経新聞

 産経新聞社静岡支局は、25日投開票の知事選立候補者に共通アンケートを行った。政治姿勢や個別の政策課題について計12項目を質問。候補者本人による回答を2日にわたって掲載する。

 アンケートに回答したのは、無所属新人でバルセロナ五輪女子柔道銀メダリストの溝口紀子氏(45)と、3選を目指す無所属現職の川勝平太氏(68)。

 県政運営に当たり、最も大切だと思う知事の資質を問う設問では、溝口氏が(1)政策実行の決断力(2)県庁組織を動かす実行力(3)将来を見据えた先見力-の3つを例示。川勝氏は「見識」「構想力」「実践力」を挙げた上で、弱者や脱落者への配慮が必要だとした。

 自身のアピールポイントについては溝口氏が「郷土への熱い思いと若さ、バイタリティー」と回答。川勝氏は「10年計画である県の総合計画を7年と1カ月でやり遂げた実績」を強調した。若者の政治参加を促す方策では溝口氏が投票に行った人にインセンティブを与える仕組みの検討、川勝氏が中学・高校での主権者教育の強化に言及した。

 両氏の違いが最も際だったのが、知事と県議会との関係についての現状認識。溝口氏が「誠に残念な状況」と酷評したのに対し、川勝氏は「緊張関係がある現状に満足している」と回答した。

 同様に、県と市町との関係についても、溝口氏は「川勝知事は静岡市と感情的な軋轢(あつれき)を起こした」と川勝氏の対応を批判。川勝氏は「静岡市長が調整会議のテーブルに着こうとしない」として、関係悪化の原因は静岡市長にあるとの認識を示した。

 アンケートは告示前の5月19日~6月4日に実施。1項目当たり100~150字を目安に回答を求め、回答の一部については文意を損なわない範囲で文言調整を行った。

 政策テーマに関する設問への回答は15日に掲載する。

最終更新:6/14(水) 7:55
産経新聞