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目先の持高調整の売り買いに左右される相場に

6/14(水) 8:10配信

ZUU online

今朝は雨も止みましたがうすら寒く、梅雨らしい感じです。株式市場は米国から戻して来ており、堅調な展開が期待されます。ただ、積極的に買い上がるような決定的な材料もなく、持高調整の買い戻しがどこまで入るかということになりそうです。買い戻し一巡感が出たものから手仕舞い売りに押されるということもありそうです。

実際に米国で利上げがあると織り込まれているといってもリスク許容度が低下するということも考えられそうです。中国の長期債務格付けの格下げもじわじわと効いてくる可能性もありそうですし、カタール問題や米大統領のロシア疑惑もあり、積極的に買い上がることになるかどうかといえば首をかしげざるを得ません。買い戻し一巡後の動きも考えておくべきと思います。

米国株高や為替の落ち着きもあって本日の日本市場は堅調な展開が期待されます。ただ、昨日同様米FOMCや日銀の金融政策決定会合を控えて積極的に持高を増やすというよりは持高調整の売り買いが中心となりそうです。買い戻しがどこまで入るかということで相場の強さも決まりそうです。

2万円を意識するところでは上値も重そうです。大きく下押すということもなさそうで、本日は方向感に乏しい展開が続きそうです。当面決定的な好材料でもでない限りは2万円水準が上値とみておいてもよさそうで、いったん19,500円~600円水準までの調整となるか、19,700円~800円水準での値固めということになりそうです。

■本日の投資戦略

特に決定的な材料もなく目先の持高調整の売り買いに左右される相場となりそうです。米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えて、特に何が変わるということでもないのでしょうが、一応、米国の利上げ、日本の現状維持ということを確認したいということなのだと思います。

特に理由のないなかで一方向に大きく動くということも多いので、どうなるか分かりにくいところです。動いた方に大きく動くということなのでしょうが、実際に米国でロシア疑惑が大きくなってくるとか、日本でも日銀が緩和の出口も考えているということになると一気に売られるのでしょうし、案外カタール問題なども大きくなる可能性もあり、北朝鮮の核実験も気になるということで買い難いことは買い難いのではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:6/14(水) 8:10
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