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ハリルホジッチ采配が悉く裏目 「自分たちで首絞めた」イラク戦

6/14(水) 18:37配信

J-CASTニュース

 「自分たちで自分たちの首を絞めてしまった」。DF吉田麻也がそう振り返るように、「自滅」のような形でのドローだったかもしれない。

 2017年6月13日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8戦のイラク戦は、試合前からけが人が続出していたこともあり、これまでにない布陣に大幅変更。1枚目の交代カードも早めに切ったが、こうした采配がことごとく裏目に出た。

■スタメン、ポジション、システムを大幅変更

 日本はMF香川真司とMF山口蛍の中盤2人を欠き、スターティングメンバーとポジション、システムもこれまでの1ボランチの4-3-3から4-2-3-1に大幅変更された。大迫勇也のセンターFWは据え置かれたが、右ウイングが定位置となっていたFW久保裕也は左サイドハーフに、左で起用されていたFW原口元気はトップ下に置かれ、右サイドハーフはFW本田圭佑。ボランチは3月の2連戦で活躍したベテランのMF今野泰幸をけがの影響も考慮して外し、MF井手口陽介とMF遠藤航の若い2人に託した。

 試合は前半8分に本田のCKから大迫がヘディングで合わせて先制したが、その後は気温37度を超えるイランの猛暑と、不慣れな深い芝生のピッチコンディションに苦しめられた。前半28分には大迫が相手ペナルティエリアに進入した際、イラクの選手に後ろから引っ張られて倒されたが笛は吹かれなかった。

 日本がボールを回して優位に試合を進める時間は減り、足も止まり始めた。逆にイラクは後半に入っても最前線でボールを収める場面が少なくなく、ペースをつかみ出した。そして後半27分、自陣ゴール前のこぼれ球を吉田とGK川島永嗣が「お見合い」。処理が遅れて川島がキャッチできず、イラクのゴールを許した。最終予選敗退が決定しているイラク相手にドローで試合を終えた。

 川島は試合直後のインタビューで「僕は『クリア』と言っていたけど、麻也には(後ろから来るイラクの選手が)見えていなかった。もったいない失点になってしまった」と悔やんだ。吉田は「なかなか無失点で終えられるゲームが少ないので悔しい。自分たちで自分たちの首を絞めてしまった」と振り返ったが、自身が絡んだ失点シーンへの直接の言及はなかった。

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最終更新:6/14(水) 18:37
J-CASTニュース