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F5ネットワークスジャパン、マルチクラウド環境対応製品/サービスを強化

6/14(水) 17:31配信

BCN

F5ネットワークスジャパン、マルチクラウド環境対応製品/サービスを強化

製品マーケティングを担当するサンギータ・アナンド・シニアバイスプレジデント

 F5ネットワークスジャパン(古舘正清社長)は、マルチクラウド環境に対応した製品/サービス群を大幅に強化した。情報セキュリティやネットワーク関連などの仮想アプライアンス製品を初めてGoogle Cloud Platformに対応させるとともに、主要なパブリッククラウドにセキュリティなどの各種設定をテンプレートとして容易に展開できたり、パブリッククラウド上に実装された同社サービスを自動的に見つけ出して、既存のオンプレミス環境と安全に接続するといった製品やサービスを拡充させた。

 今回のラインアップの強化は、ユーザー企業がオンプレミスや、複数のパブリッククラウドを活用する「マルチクラウド環境」に急速に移行しつつあることが背景にある。

 データセンターや自社の電算室でシステムを運用する既存のオンプレミス環境を残しつつも、一方でアマゾンのAmazon Web Services(AWS)やマイクロソフトAzure、グーグルのGoogle Cloud Platformなど、複数のクラウドを活用する動きが加速。F5ネットワークスの調べによれば、「当社顧客のおよそ8割がマルチクラウド環境への移行に取り組んでいる」(製品マーケティングを担当するサンギータ・アナンド・シニアバイスプレジデント)という。

 こうした状況で課題となるのが、ユーザーのアプリケーションが散在してしまうことによる、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)などのセキュリティやユーザー管理、運用工数の増大である。

 パブリッククラウドの環境はクラウドベンダーによって異なり、使用するツールや設定もそれぞれ個別に行わなければならないなど、“アプリケーションのサイロ化”現象が起きている。そこでF5ネットワークスでは、主力製品/サービス群のBIG-IPシリーズを中心にAWSやAzure、Googleの主要クラウドに対応させるとともに、設定や運用を一元的に管理できるようラインアップを大幅に拡充した。

 「ユーザーがどこにアプリケーションを実装したとしても、一貫性のあるアプリケーションの運用と、これまで以上に高度なセキュリティを担保できるようになる」(アナンド・シニアバイスプレジデント)と、運用負荷を軽減しつつ、セキュリティやマルチクラウド環境におけるアプリケーションの相互運用性を高められるとした。

最終更新:6/14(水) 17:31
BCN