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草津白根の火山活動低下 国道292号、15日通行規制解除 3年閉鎖…観光資源復活に安堵

6/14(水) 7:55配信

産経新聞

 ■エメラルドグリーンの湯釜満喫! 

 県は13日、草津白根山周辺の国道292号の通行規制を15日午前8時に解除すると発表した。規制は平成26年6月から行われ、草津観光の目玉のひとつ、山頂火口の「湯釜」に近づけず観光客が激減していただけに、関係者は観光資源の復活を歓迎している。 

 気象庁は今月7日、同山の火山活動低下を受け、噴火警戒レベルを2から1に引き下げ、立ち入り禁止区域を湯釜からの半径1キロ以内から500メートル以内に縮小した。

 解除を前に、草津町は13日、火口の南約600メートルのレストハウス周辺で、観光客らの避難誘導訓練を行った。濃霧の中、町や県、気象庁、嬬恋(つまごい)村などから約100人が参加し、登山道や駐車場の観光客らをレストハウスへ誘導、収容する手順を確認した。

 「今日の訓練をもってレベル2を解除する!」。訓練を終えた黒岩信忠草津町長は宣言し、「とにかくほっとした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。規制区域内に国道があったため、団体のツアー客が全く来なくなっていたが、黒岩町長は「科学的な数値を信用し、とにかく安全第一を考えていた。観光客には日本一のロケーションを楽しんでほしい。3年間開催できなかったツールド・草津もぜひ開催したい」と話した。

 福田隆次副町長によると、シーズン中はレストハウスで約1億5千万円、駐車場は約6千万円を売り上げたが、これが3年入らず、町が受けた影響は大きかったという。

 規制解除でレストハウスや駐車場が一部使えるようになり、湯釜を展望できる場所にも立ち入りができる。レストハウスを経営する草津観光公社の安斉克仁さん(46)は「観光客に安心して使ってもらえるよう施設の整備を急いでいる。エメラルドグリーンの湯釜を楽しんでほしい」と話した。

最終更新:6/14(水) 7:55
産経新聞