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姫路で異業種交流の「パワーランチ会」 30回迎える /兵庫

6/14(水) 11:03配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 姫路市内の異業種が月1回集まって昼食を食べながら情報交換を行う「パワーランチ会」が6月13日、30回を迎えた。
(姫路経済新聞)

 毎月第2火曜に開かれる同会。今回は、スペシャルティコーヒー専門店「Rhode Island Cafe(ロードアイランドカフェ)」(姫路市東雲町、TEL 079-229-9075)で行われた。

 同会は、シリコンバレーの起業家が投資家から資金を募るために「パワーランチ」と称し、食事に招きプレゼンテーションしたことに由来するという。今では、ランチタイムに行う異業種交流会として全国各地で同様の会が開かれている。

 姫路市土山の和食店「和庵(なごみあん)いっしん」の店主・米澤信吾さんが、友人の経営者に「飲食店をやっているので、なかなかイベントや異業種交流会に参加できない。定休日の火曜日に交流会があれば」と言ったことがきっかけで、姫路でも2015年1月に始まった。新たな参加にはメンバーの紹介が必要で、30回目となる今回は、飲食店、小売店、エステ、美容室、IT企業、コンサルタントなど多様な職種の経営者やサラリーマンら約30人が集まった。

 「ランチ会では、参加者が自己紹介をする際、短期の目標を言葉にして伝えることを重点にしている。目標をクリアするために周りはどのような応援ができるか、自分のできることを考える。1人ではできないことも、周りの協力でクリアできることも多い」と主催者の一人、蒲田恭崇さん。1月には米澤さんが「年に1度の恵方巻を1本でも多く売りたい」と目標を語ったところ、参加者の協力により、例年を上回る注文が得られたという。マッサージ店を営む飯塚さんがチラシを作成する際に、裏面が真っ白でもったいないと伝えたところ、裏面に8社が広告を載せ、印刷費を浮かせるというコラボも生まれた。

 今回初めて参加した衣川智さんは、「リサイクルショップを立ち上げたばかり」と出来上がったばかりの名刺でPR。さっそく参加者の一人、小西たたみ店の店主・小西泰博さんから引き取ってほしい家具があると依頼を受けた。

 蒲田さんは「ランチという短い時間で、雑談から仕事の話まで、役職に関係なく気軽に話ができる。雑談の中からどんどんアイデアがあふれ、そのアイデアが新たなビジネスチャンスにつながることもある」と話す。「人数が増え、参加者を収容できる飲食店を毎月探すのが大変になってきたので、パワーランチ会を開催できる飲食店があれば協力してほしい」と呼び掛ける。

交流を深める参加者たち

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