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ようやく今季初勝利 ロッテ石川歩を悩ます“豆腐メンタル”

6/14(水) 12:05配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 侍メンバー“最後の砦”が勝った。

 13日のDeNA戦に先発したロッテの石川歩(29)。七回まで114球を投じて被安打7、1失点で今季初勝利を挙げた。

 ここまで6試合に先発して0勝6敗、防御率6.12。お立ち台でマイクを向けられた石川は、これまでの内容を振り返り、「今までクソみたいなピッチングばかりで、本当に迷惑をかけてすみませんでした」と謝罪。「打ってくれた野手と(女房役の)田村に感謝したい」と語った。

 昨季、最優秀防御率投手(2.16)に輝いた実績から3月のWBCメンバーに選出されたが、戻ってからは散々。連敗街道は開幕4戦目の日本ハム戦に始まり、先発3試合目で二軍落ち。5月下旬に昇格するも、WBCメンバーの先発陣でただひとり勝ち星のない投手だった。

 首脳陣やナインに言わせると、これまで苦戦した大きな要因は「豆腐メンタル」。自分に自信が持てず、結果が出ないと、とことん落ち込む性格なのだ。お立ち台で「ここから石川投手の活躍を期待しても?」というインタビュアーの質問に、「どうでしょうか……」とうつむいた姿が象徴的だ。

 WBCに選ばれれば「大事な試合は投げられない」「(チームに)帰ってきたら自分の居場所はない」と漏らし、開幕から勝てない日が続くと「もう勝ち方が分からない」とボヤいた。大一番での登板が決まれば、緊張から吐き気をもよおし、試合直前にトイレにこもったこともあった。

 ぐちゃぐちゃになっていた「豆腐」も、この1勝で少しは形を取り戻せればよいのだが。

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