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<イラク>避難民800人が食中毒 モスルのキャンプ

6/14(水) 10:42配信

毎日新聞

 【カイロ篠田航一】米軍主導の有志国連合による過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が続くイラク北部モスル近郊の避難民キャンプで12日、約800人が食中毒とみられる症状を訴えた。イラクのメディアは子供を含む2人が死亡したと伝えたが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は死者は出ていないと発表しており、情報は錯綜(さくそう)している。

 この避難民キャンプはモスルの東約20キロに位置し、戦闘から逃れてきた住民のためにUNHCRが建設。約6000人が住んでいる。現在はイスラム暦のラマダン(断食月)の最中で、多くの避難民が日の出から日没まで飲食を断ち、12日の日没後に米や肉、ヨーグルトなどを食べた。その後、嘔吐(おうと)や下痢などの症状が相次ぐ「集団食中毒」の状況となり多くの患者が病院で手当てを受けたという。

 食事はモスル近くのクルド人自治区アルビルのレストランで用意され、カタールの慈善団体がキャンプに運び込んだ。クルド系通信社は食事を作ったレストランの経営者が逮捕されたと伝えた。

最終更新:6/14(水) 13:50
毎日新聞

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