ここから本文です

阪神D5・糸原、パ~ンチ炸裂!千金2点二塁打「絶対に打ってやるという気持ち」

6/14(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、阪神7-2西武、1回戦、阪神1勝、13日、甲子園)伸びて、伸びて、越えた。ルーキーらしからぬ勝負強さが、もう止まらない。D5位・糸原健斗内野手(JX-ENEOS)が決めた。西武の中堅・秋山が懸命に背走しジャンプした向こう側、緑の芝生で白球が跳ね、勝負は決まった。

 「(3打席目まで)仕事をできていなかったので、絶対に決めてやるという気持ちでした。絶対に打ってやるという気持ちしかなかった。打ててよかったです!」

 3-2の七回二死一、二塁だ。2番手左腕・武隈を2四球と犠打で無安打で追い詰め、骨太ルーキーが仕留めた。「甘い球を絶対に逃さないようにと思って打席に入った。左投手も別に苦にしていない。価値ある一打だったと思います」。

 四球直後の初球134キロスライダーを振り抜く。中堅上空を切り裂き、前進守備を越えた。4打数1安打でも、自画自賛した通りの大きな大きな2打点。ともに自己最長の出場5試合連続安打、3試合連続打点になった。

 欲しいところで一本を出せる男だ。家族を招待していた5月6日の広島戦(甲子園)では9点ビハインドから同点に追いつく適時打。母の日だった5月14日のDeNA戦(横浜)でも九回の代打でダメ押し打を放ち、試合後には母・洋子さんへ「母の日タイムリー!!」とメッセージを送った。社会人時代から派手な贈り物はせず、バットで感謝を示してきた。前日12日はその母の55度目の誕生日で、当日のメールは「おめでとう」の一言だったが、一夜明けてまたプレゼントを贈った。

 ベンチでこぶしを突き上げた金本監督にも、うれしすぎる一打だ。「外野が前にきていましたけど、なかなかね、投手が代わって、ああいういい当たり、センターオーバーってなかなか打てないと思う。欲しいところでのタイムリーだったので本当よかったです」と満面の笑みだ。疲労も考慮され2戦は欠場したが、交流戦11戦で打率・333、チームトップの9打点。初対面の投手ばかりの中で、大健闘だ。

 「これを継続して、あしたからもいっぱい打っていきます。全然慣れていない。1日1日必死でやってます!」

 聖地のお立ち台ももう3度目。声を上ずらせて変わらぬ奮闘を誓ったが、糸原がチームの中心に立っていることに周囲はもう慣れてきている。

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/23(金) 21:30