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米政府、北朝鮮のサイバー攻撃を非難 今後も警戒必要と呼びかけ

6/14(水) 9:38配信

ロイター

[ワシントン/トロント 13日 ロイター] - 米政府は13日、2009年以降の度重なるサイバー攻撃に北朝鮮政府が関わったとして名指しで非難するとともに、今後さらなる攻撃が見込まれるとの警告を発した。

国土安全保障省と連邦捜査局(FBI)は共同で報告書を発表し、北朝鮮政府のサイバー集団を「ヒドゥン・コブラ」と名付けた上で、この集団が米国と世界のメディアや航空宇宙業界、金融業界、重要インフラにサイバー攻撃を仕掛けたと指摘した。

報告書によると、ヒドゥン・コブラはこれまで、民間の専門家によって「ラザルス・グループ」、「平和の守護神」と呼ばれていた。このサイバー集団は2014年のソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対するサイバー攻撃に関与したとされる。

報告書はヒドゥン・コブラによる具体的な被害については言及していない。幅広い対象に侵入し、データを盗んだり、破壊的な影響をもたらしたりしたと説明した。

その上で、「アドビ・フラッシュ」と「マイクロソフト・シルバーライト」の現行バージョンを更新、もしくは、可能ならばこれらのアプリケーションをアンインストールするよう呼びかけた。

マイクロソフト<MSFT.O>は電子メールで、シルバーライトの問題については2016年1月のソフトウエア更新で「対処した」と説明。アドビ・システムズ<ADBE.O>は電子メールで、ソフトウエアのぜい弱性を16年6月に解決したとした。

北朝鮮の国連代表部からは今のところコメントを得られていない。

最終更新:6/14(水) 9:38
ロイター