ここから本文です

東海4県の国立8大学 南海トラフ地震に備え災害協定

6/14(水) 17:10配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡大、浜松医科大など東海4県の国立8大学が14日、南海トラフ巨大地震など大規模な自然災害への対応に関する連携・協力協定を締結した。都内で開かれた締結式で、各大学の学長が協定書に署名した。

 協定を締結したのはほかに、岐阜大、名古屋大、愛知教育大、名古屋工業大、豊橋技術科学大、三重大。各大学はこれまでも、防災担当者による情報交換やそれぞれの防災訓練の視察などに取り組んできた。しかし、南海トラフ巨大地震などでは広域の被害が想定されるため、連携強化が必要と判断し、協定締結を決めた。

 協定では、災害発生時に、各大学が相互に、教育・研究活動の継続や早期の復旧のために必要な教職員を派遣し、物資、機材、施設を提供。国や国立大学協会への支援要請などを迅速、円滑にするため、各大学の被災状況などの情報を集約し、関係機関との連絡調整を行う窓口を設置する。

 静岡大の石井潔学長は「各大学は国立大として共通性が高い。災害時に入試や授業などの業務を継続できるよう協力していきたい」と述べた。浜松医科大の今野弘之学長は「(同大は)付属病院もあるので、災害時の地域の拠点になる。その備えを強固にする大学間の連携は心強い」と期待した。

静岡新聞社