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【全米オープン】敵は“地獄の洋芝” 谷原「入れたらお仕置き」、今平「3球なくした」

6/14(水) 6:03配信

スポーツ報知

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)12日=浜田洋平】米男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープンは15日から4日間、当地のエリンヒルズで行われる。大会最多タイの6人が出場する日本勢は、練習ラウンドなどで調整。フェアウェーの両サイドなどにちりばめられた細く長い洋芝の「フェスキュー」に強い警戒心を示し、難関コースに挑む。

 フェスキューに要注意だ。フェアウェー両サイドやグリーン奥にある細長い洋芝は、長い場所で80センチほどもあり、歩くのも一苦労。全米オープン初開催のコースに谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=は「入ったらもう、お仕置き(レベル)ですよ。打つとかじゃなく、出すだけしかできない」と1罰打と同じだと説明した。

 さらに全長7741ヤードの長距離コースに日本人選手は苦戦しそうだ。1番はティーグリーンから約250ヤード先までフェスキューが広がり、向かい風が吹く。飛ばない選手はフェアウェーに届かないため、谷原はドライバー平均飛距離269・42ヤードで日本ツアー102位の谷口徹(49)を引き合いに「谷口さんに来させたかった。『ここにいたら面白かったのに』ってみんな(関係者)で言っている。『あかんわ』ってすぐに帰るでしょうね」と報道陣の笑いを誘った。

 初出場の今平周吾(24)=レオパレス・リゾート・グアム=は、練習ラウンドの11番でつかまった。第1打で左のフェスキューへ。第2打でフェアウェー真ん中に戻そうとしたが、ボールは50センチほどしか飛ばず、ポトリと目の前のラフに出ただけ。「昨日(11日)も3球なくした。思い切り打つと、絡まる」と、日本には珍しい難コースに頭を悩ませた。

 池田勇太(31)=フリー=を含めた3人が攻略法に挙げたのは「第1打をしっかりフェアウェーに置くこと」。しかし、日本のコースに比べて比較的広いが、木が少なく強風が吹く中で正確性と飛距離が求められる。飛距離自慢の松山英樹(25)=LEXUS=以外、日本勢はフェスキューが最初の敵になりそうだ。

 ◆フェスキューでの苦戦 15年8月の全米プロ選手権(米ウィスコンシン州ウィスリングストレーツ)第3日に、松山が15番パー4で第3打をグリーン奥のフェスキューへ。4打目は再びグリーンを越えてトリプルボギーを叩いた。09年全英オープン(ターンベリー・エイルサコース)では、石川遼が練習日の1番第1打で打ち込みロストボールに。プレー続行不可能な場合はアンプレアブルを宣言して1罰打を受けた上で「ボールを最後に打った場所に戻る」「ボールから2クラブレングス以内にドロップ」「ホールとボールを結んだ後方延長線上にドロップ」のいずれかの救済措置を受けられる。

最終更新:6/14(水) 6:03
スポーツ報知