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<参院>創生相の問責否決 「共謀罪」「加計」攻防ヤマ場

6/14(水) 12:07配信

毎日新聞

 「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を巡り、民進、共産両党が提出した金田勝年法相に対する問責決議案は14日午後の参院本会議で、与党の反対多数で否決される。自民、公明両党の幹事長らは14日午前、東京都内で会談し、18日までの会期内に同改正案を成立させる方針を確認した。野党は衆院に内閣不信任決議案を提出してさらに抵抗する構えで、与野党の攻防はヤマ場を迎える。

 学校法人「加計学園」(岡山市)による国家戦略特区を利用した獣医学部新設計画に関連し、民進党が提出した山本幸三地方創生担当相に対する問責決議案は14日午前の参院本会議で否決された。二つの問責決議案の否決を踏まえ、与党は15日の参院法務委員会で組織犯罪処罰法改正案を可決し、16日までに参院本会議で可決、成立させる方針だ。

 与党の幹事長、国対委員長らの会談で、自民党の吉田博美参院幹事長は「会期内成立に最大限の努力をする。任せてほしい」と表明。二階俊博幹事長と公明党の井上義久幹事長は衆院側の支援を約束した。公明党の山口那津男代表は14日午前の党会合で「野党はこれからも抵抗手段を尽くす可能性があり、緊迫した攻防になる」と述べ、同党議員が委員長を務める参院法務委員会での採決が混乱しないよう、党内の連携を指示した。

 一方、民進党の蓮舫代表は14日午前の党会合で「安倍内閣は充実した審議よりも採決ありきだ。『共謀罪』(法案)は通すべきでない」と述べ、徹底抗戦を呼びかけた。同党の笠浩史国対委員長代理は記者会見で「内閣不信任案という選択肢も含めて緊張感を持って臨みたい」と述べた。

 与党は、野党が内閣不信任決議案を出しても即座に否決し、組織犯罪処罰法改正案と、性犯罪を厳罰化する刑法改正案の会期内成立を図る。加計学園の問題に関する文部科学省の再調査結果は近く公表される見通しだが、国会を早期に閉会し、23日告示の東京都議選への影響をできるだけ少なくする思惑もある。【光田宗義、影山哲也】

最終更新:6/14(水) 12:26
毎日新聞

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