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IoTゲートウェイのアプリ開発支援ツール、名付けて「ここちょいゲートウェイ」

6/14(水) 12:10配信

MONOist

 富士通アドバンストエンジニアリングは2017年5月31日、センシングデバイスと上位システムとの通信を中継するゲートウェイのアプリケーション開発を支援する、IoT(モノのインターネット)システム開発者向けツール「ここちょいゲートウェイスターターキット」を発売した。価格は15万円で、2年間で100本の販売を目標としている。

 同製品は、ゲートウェイ/上位システムへ実装するためのサンプルアプリケーションと、フローやプログラム構成などの設計情報、アプリケーションとして実装する方法などの開発手順を記載したドキュメントを提供する。

 ゲートウェイのサンプルアプリケーションは、データ入力機能/フィルター機能/データ出力機能で構成。サンプルでは、Bluetooth Low Energyデバイスからのアドバタイズパケットのデータを入力し、データの抽出・加工を行い、上位システムへHTTPプロトコルのPOSTメソッドによりJSON形式でデータ出力する。各機能はプラグインの形で自由に追加・変更できる。また、各プラグインを連携させて、アプリケーションとして動作させる設定ファイルも提供する。

 上位システムサンプルアプリケーションは、データ受信機能/データ蓄積機能/データ表示機能で構成され、ゲートウェイからPOSTメソッドで出力されたJSON形式のデータを受信して、JSON形式のテキストで保存し、HTMLのテーブルの形で表示する。

 同社とFDKが共同開発したセンシングデバイス「ここログ」「ちょいロガ」を使用すれば、これらのサンプルアプリケーションをそのまま使用するだけで、データを取得・表示するシステムを容易に構築できる。

 サンプルアプリケーションはスクリプト言語Rubyで実装されており、ソースコードも提供するため、カスタマイズして使用できる。アプリケーションの各機能はオープンソースソフトウェアのプラグインとして実装しており、機能の追加や新しいデバイスへの対応も容易だ。また、Rubyの環境を用意するだけで、異なるアーキテクチャのゲートウェイ上でも動作させることができる。

最終更新:6/14(水) 12:10
MONOist