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坂本 先発復帰で連敗止めるV打 GM退任は「選手にも凄く責任がある」

6/14(水) 6:00配信

スポニチアネックス

 ◇日本生命セ・パ交流戦 巨人5―1ソフトバンク(2017年6月13日 東京ドーム)

 巨人・坂本勇人内野手(28)が13日、ソフトバンク戦で3試合ぶりにスタメン復帰し、3回に先制二塁打を放つなど3安打2打点。リーグトップとなる今季7度目の勝利打点をマークした。球団ワーストの13連敗を喫するなど低迷の責任で堤辰佳GM(51)が退任。菅野智之投手(27)も1失点完投でリーグトップの7勝目を飾り、投打の主役が奮闘した。

 巨人新体制の「船出」の先導役はキャプテン・坂本勇だった。軸足に体重を乗せ、我慢し、一気に振った。

 「(菅野)智之が良いテンポで投げていたので援護できて良かった」。0―0の3回2死二塁。東浜のカーブに崩されかけたが左中間へ運んだ。先制二塁打。これがリーグトップ今季7度目の決勝打、連敗を止める決勝打は今季5度目だ。

 球団ワーストの13連敗を止めたが、その後も2連敗。堤GMが事実上の更迭となった。3年目を迎えた主将は「結果が出ていないのは選手にも凄く責任がある。しっかり受け止めたい」と言った。連敗中は明るい雰囲気づくりに努めた。練習でノッカーを務めて声を張り上げた。キャッチボールでは不意に変化球を織り交ぜ「曲がったでしょう」と相手を驚かせて笑わせた。

 13連敗中の打率は・255。昨年は軸足に体重を乗せる打撃で首位打者を獲得したが、下半身のコンディションに不安を抱える。ここ2試合は先発を外れたが、懸命の治療で3試合ぶりに復帰。2点リードの7回2死二、三塁では外角に逃げるスライダーに食らいついた。「何とか粘りながら打てた」。再び下半身を酷使し、左前適時打で突き放した。

 堤GMの退任に、高橋監督は「私たちの力のなさでこうなってしまった」とわびたが、「試合は続く。できることを精いっぱいやるしかない」と前を向いた。球団史上最悪の本拠地8連敗を止め、東京ドームで約1カ月ぶりの勝利。6連敗していたソフトバンクにも3年ぶりに勝った。「少しでもチームの勝ちに貢献したい」。試合後も坂本勇は必死だった。 (神田 佑)

 ≪7本中5本が連敗ストップ≫坂本勇(巨)が3回に決勝の左中間二塁打。今季7度目のV打となり阿部(巨)、丸(広)を抜いてセ・リーグ単独トップとなった。6月の2勝はいずれも坂本勇のV打だ。さらに今季7本中5本がチームの連敗を止める一打になっている。ちなみに連敗ストップのV打は阿部は1度だけで、丸は1度もない。

 ▼巨人・陽岱鋼(本拠地デビューで節目の出場)プロに入ってからいろんな人に支えられ感謝しています。1500試合目指して頑張りたい。

 ▽陽岱鋼(巨人)通算1000試合出場 13日のソフトバンク1回戦(東京ドーム)で先発して達成。プロ野球484人目。初出場は日本ハム時代の07年4月20日のソフトバンク戦。