ここから本文です

【ロッテ】石川、7戦目で1勝…WBC後6戦6敗「抑え方がわからない」スランプ乗り越え

6/14(水) 6:04配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 DeNA1―8ロッテ(13日・横浜)

 長かった。ロッテの石川が自身7試合目で初勝利を手に入れた。降りしきる雨の中、直球とシンカーを軸に7回を1失点。9三振を奪った。「今までくそみたいなピッチングばっかしてたんで、本当に迷惑かけてすいませんでした」。6戦6敗と苦しんできた大黒柱がよみがえった。

 3月にWBCに出場。その影響か、開幕直後は投げ込み、走り込み不足が明らかで、不振で初の2軍落ち。コンディションを整えて再合流しても、まだ心が追いついていなかった。相手ではなく自分と闘い、葛藤する日々。「何をやっているかわからない」「抑え方がわからない」とつぶやくほど苦悩していた。

 フォームを戻し だが、意地があった。5月30日の阪神戦で5敗目を喫し、2度目の降格が決まりかけたが、伊東監督らに「死ぬ気でやります」と直訴。原点に返ろうと思い立ったのは、前回登板2日前の4日だった。

 「去年のままじゃ通用しないと思って、今年は去年をベースにトレーニング方法やフォーム的なことを変えていたんですけど、それをこの前、戻した。ずっと探していた感覚が見つかった。勉強になりましたし、遠回りじゃなかった」

 体重をできるだけ右足に残すことを意識。6日の中日戦で敗れはしたが、自己最速タイの152キロを計測。これなら大丈夫という手応えが残った。座右の銘は諸行無常。何ごとにも永遠なんてない。「久しぶりに気持ちいいです」。暗いトンネルを抜けた先に、やっと絶景が見えた。(田島 正登)

最終更新:6/17(土) 1:01
スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合6/28(水) 19:10