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強制起訴9件 有罪確定は2件

6/14(水) 7:55配信

産経新聞

 検察審査会の議決で強制起訴されたケースは、平成21年5月の制度導入以降、9件13人に上り、JR西日本歴代3社長を含めると、8件10人の判決が確定することになる。このうち、有罪となったのは2件2人のみだ。

 全国初の強制起訴は、13年に11人が死亡した明石歩道橋事故で業務上過失致死傷罪に問われた兵庫県警明石署の元副署長。22年4月に起訴されたが、時効成立を認め、裁判を打ち切る「免訴」とする判決が最高裁で確定した。

 また、未公開株詐欺事件では、投資会社社長が一部無罪・一部免訴となり、確定。政治資金規正法違反罪に問われた自由党の小沢一郎代表(75)も1、2審で無罪となり、検察官役の指定弁護士が上告せずに確定した。

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)付近の中国漁船衝突事件では、中国人船長が公務執行妨害罪で強制起訴されたものの、すでに帰国していたため起訴状が送達されず、公訴棄却となった。

 初めて有罪が言い渡されたのは、飲食店従業員への暴行罪に問われた徳島県石井町長の公判。長野県の柔道教室で教え子にけがを負わせたとして業務上過失傷害罪に問われた元柔道指導員も、有罪判決が確定している。

最終更新:6/14(水) 7:55
産経新聞